25日後場の東京株式市場は、引けにかけ買いが加速し、1万3600円台を回復した。後場寄りに1万3500円を回復。その後、もみ合い商状となったが、午後2時以降、急速に上げ幅を拡大した。
市場では、「銀行、消費者金融に欧州経由で強めの買いオーダーが入った。オイルマネーの可能性がある」(外資系証券)、「TOPIX先物に年金と見られる買いが断続的に入った。現物でも銀行株への海外からの買いが続いており、国内勢も買いに動いた。下値がしっかりしだしたことで、投資家の心理が好転してきた」(中堅証券)といった声が聞かれた。
平均株価は終値で前日比536円38銭高の1万3629円16銭と3日続伸。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1628、値下がり80。出来高は26億904万株。売買代金は3兆846億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台半ば(前日終値は106円37銭)で取引されている。
東証の業種別株価指数で全33業種中、32業種が値上がりした。前場に続きゴム株が業種別株価指数で値上がり率トップ。ブリヂスは後場上げ幅を拡大、浜ゴム、洋ゴムは高値引け。
金融関連株も一段高。みずほがストップ高となったほか、三菱UFJ、三井住友へも旺盛な買いが向かった。アイフル、武富士など消費者金融株のほか、野村、大和証Gの証券株も上げ幅を拡大。ほかにも、オリックス、リコーリスが東証1部値上がり率上位に浮上した。東京リースはストップ高となった。
NY原油先物相場の反発を受けた石油・鉱業株物色も続いた。新日石、国際帝石、石油資源が高値圏を維持。AOCHDは東証1部値上がり率上位となった。海外非鉄金属市況高を映し住友鉱、三菱マなど非鉄株へも旺盛な買いが向かった。三井物、三菱商、住友商が上げ幅を拡大するなど商社株物色も継続。
為替の円安基調を背景にした、自動車株、ハイテク株など外需株買いも続いた。自動車株では、トヨタ、ホンダ、日産自、ハイテク株では、シャープ、ソニー、松電産などが後場上値を追った。
個別では、07年4〜12月期の連結営業利益が前年同期比16%増の570億円程度で過去最高と報じられた日電産 が主力の大証1部で堅調さを保った。東証1部値上がり率上位には、アドバネクス、中国工、ホウスイ、シルバーOX、ダイエーなどが浮上した。
半面、その他製造株がマイナスに沈んだ。任天堂 が主力の大証1部で後場マイナスとなった。連日の上場来安値更新となった田崎真珠は後場も東証1部値下がり率トップのまま。ゴールドマン証が強い買い推奨リストから削除した日立化は後場昨年来安値を切り下げ。今11月期連結で40%経常減益見通しの津田駒は後場一段安に昨年来安値を更新した。ほかには、横河ブ、NECリース、ケミファなどが値下がり率上位に名を連ねた。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞社
「競馬で絶対に損しない方法」 こんな「情報商材」に騙されるな